CentOS7.2をUSBメモリにインストール

 

 CentOS7.2を USBメモリにインストールする方法を示します。ハードディスクにWindowsを入れて置いたままUSBメモリから起 動し、使う方法です。USBメモリブートとはちょっと違います。USBメモリブートはDVD-ROMからの起動と同じ く、パソコン内のメモリにコピーして展開するため上書きができません。上書きができるよう、USBメモリをハードディス クに見立ててインストールするのが、この方法です。7.2で多少インストーラーが改良されました。僕は8Gbyteの USBメモリを使いました。

 まずは→http://www.centos.org/  で、CentOSのisoイメージをダウンロードします。落としたら、DVD-ROMに焼きます。Windows7以降 なら標準で右クリックすると「イメージの書き込み」が出るので書き込んで下さい。解凍ファイルなどに関連づけられている 場合でませんので、関連づけを設定し直してください。

  •  焼いたらDVD-ROMから起動。BIOSの 起動オプションを変更してくだい。マザーボードのBIOSのキーを確認して下さい。おそらくパソコンの起動時に F2、F8、DELキーを押せば設定画面になるでしょう。パソコンを起動したらインストーラーが起動します。

 Installを選んで下さい。

 ログがずらずらっと出ます。気にしないで下さい。

 言語とキーボードの設定です。デスクトップ環境で使 う方は日本語で良いと思います。最初に使う時にも聞いてくるので気にしなくても良いです。終わったら「完了」ボタン(右 下にあります)をクリックしてください。このボタン、今回のインストーラーでは離れているので戸惑うかもしれません。

 下の設定ホーム画面が出ます。順次設定します。

 タイムゾーンの設定など、基本的にデフォルトで良いです。注意点は以下の通り。


 

 CentOSの用途を設定します。今回はサーバ(GUI)を設定しました。


 インストール先の設定です。sdaにインストールするとWindowsが起動しなくなります。USBメモリにインストー ルするのでメモリの大きさで判断してsdbなどを選択して下さい。パーティションは自動で。

 ここで不具合が。8Gでは足らないと言うメッセージ。設定を変えて下さいとのことです。

 「すべて削除」してから「領域の再利用」でうまくいきました。OSの使用領域は6.6Gでした。

 インストールが始まります。まだ引き返せる内に設定を見直して下さい。この後、管理者のパスワードを入力してください。rootですよ。

 使用ユーザの名前とパスワードの設定です。

 インストール中にrootのパスワードとユーザーの設定をするのです。あとは待ちましょう。


 以上で、インストールは終わりです。初回は言語の設定がありますので、変えたいという方は設定しなおすと良いでしょう。お疲れ様でした。

 再起動時にUSBメモリよりブートするよう設定して下さい。これでUSBメモリを差すだけでCentOSが起動します。インストールが終わった後はアップデートも忘れずに。

 

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