Windows7でRealPlayerの広告を出ないようにする



 RealPlayerを使っていると広告が出ます。まあ、それは良いとしましょう。無料で使っているのだから。でも、ある日Real Converter updateというポップアップメッセージが出たのでアップデートしてみたわけです。

 するとノートン先生がお怒りに。ウィルス警告です。マルウェア含まれているとの事。調べてみるとYontooという広告を 出すプラットフォームが原因でした。早速アンインストールして、スタートアップから削除しました。でも、アップデートのポッ プアップは出てきます。どうなっているんだ?
 これはインストールすると自動的にスタートアップに登録されるプログラムを解除する方法です。

「スタート」ボタンをクリックして、下の検索窓にmsconfigと入力すると候補に出ますので「システム構成」を起 動して下さい。



 僕はスタートアップを先に削除したので、Yontoo Desktopが残ってないかも知れません。残っていたらチェックを外して下さい。RealPlayerも広告を出すの でこの際、チェックを外します。 OKボタンを押すと再起動するか聞いてきますのでパソコンの再起動をしてください。
 アンインストールしてもユーザー領域の方にプログラムが仕込まれていて、隙を見て起動しに行きます。ノートン先生が削 除して下さったので僕の方は問題ないのですが、削除されないかたは、「スタート」から「アクセサリ」内のコマンドプロン プトでC:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Yontooフォルダを削除してください。中身が あったら>del *.* ファイルを削除したらフォルダ削除>rmdir フォルダ名 です。 Windows標準のファイラーではアクセスできませんので、「As/R 」などを使って削除すると楽です。
 なお、RealPlayerのチェックを外すして、最新のRealPlayerに更新するとここのス タートアップのRealPlayerが一つ増えます。更新しないか、チェックを入れ直してから更新してください。

 これで解決? いえ違います。RealPlayerがYontooを入れていたのかと思ったのですが、まだ出ます。犯 人はRealNetworks Downloader Resolver Serviceのようです。


 「システム構成」の「サービス」タブをクリックします。マイクロソフトのプログラムが大半なので「Microsoft のサービスを全て隠す」のチェックボックスにチェックを入れて下さい。そして、RealNetworks Downloader Resolver Serviceのチェックを外して下さい。ここでもOKボタンを押すと再起動です。2回再起動しても良いのですが、適用ボタンを押しておいてまとめて再起 動してもいいです。
 ここで気になるのは Downloaderなるプログラムの常駐を取り消して不具合が無いかということですが、問題ありません。テストして見たのですが動画のダウンロードが正 常に行われました。本当に名前通りのプログラムなんだろうか?

 おや、まだ出る。どうやら違ったようです。プロセスを見ると、このアッ プデートメッセージを出すプログラムはtsassist.exeということが分かりました。検索しても情報があまりあり ません。ソフトの評価はウィルス。プログラムのアンインストールを行って下さい。対象の名前はFile Type Assistantです。ファイルビュアーだそうですが、こんなの入れた覚えがありません。RealPlayerとどういう関係にあるのだろう。アンイン ストールして解決するようなので良いのですが。

注意!

「Windows 版 RealPlayer 17.0.4.61 より前のバージョン」「Mac OS X 版 RealPlayer 12.0.1.1738 より前のバージョン」には、複数のバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2013-6877、CVE- 2013-7260)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工された .RMP ファイルを開くことでDoS攻撃を受けたり、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデート するよう呼びかけている。

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